バッハラッハー・ヴォルフスヘーレ

バッハラッハー・ヴォルフスヘーレは、特に多様性のある畑です。VDP(高級ドイツワイン生産者連盟)のグローセラーゲ(特級畑)に認定された畑で、ライン川から一筋入りフンツリュック山脈に向かって伸びるシュティーガー渓谷にあります。土壌構成は、この約35度の傾斜をもつ南向きの畑の中で変わってきます。主な土壌は、中重量の粘土スレートと結晶スレートからなり、シュティーガー・ザンクトヨーストとは明確に異なります。この特別な土壌の特性が、豊かで長熟可能なヴォルフスヘーレのワインを生み出します。 テロワールと同様に、畑の地形も異なり、表土は標高220〜120メートルの間で大幅に少なくなります。ヴォルフスヘーレは、ミッテルラインの中でも魅力的なワインが生まれる非常に印象的な畑だと思います。ヴォルフスヘーレのフルーティなシュペトレーゼ、エレガントなシュペートブルグンダーと長熟のグローセス・ゲヴェックス(特級ワイン)は私たち醸造所の名刺的存在のワインです。